アドバイスは難しい:自分の考えを押し付けるのではなく話を聴くことを優先した方が心に響く
会うたびにアドバイスをくれる知り合いがいます。
私のためを思って言ってくれているのだと思いますが、価値観が違うので心に響きません、、、
アドバイスって難しいですね。
会うたびにもらう一言アドバイス
その人は、精一杯頑張って仕事をしたい人。
なので、専業主婦と言いながら、ぶらぶらと自由に好きなことしかしておらず、お金を稼ぐ仕事をしていない私を見ると、まだ50代前半でもったいない、もっと頑張れば良いのにと感じているのだと想像します。
なので、
「頑張って勉強して何か資格を取れば?」
ピラティスを始めたと言ったら、
「講師になれるくらい勉強したら?」
点字を始めたといえば、
「簡単にできるような仕組みとか考えてみたら?」
とか、言われちゃいます(笑)。
好きなことならいざ知らず、もう自分を追い込んで頑張ることはしたくないので、だいたいいつも「そうだねえ」と言いながら、話題を変えるようにしています。
アドバイスをするなら、その人が何を考えているか聴いてから
アドバイスって耳が痛い内容になりがちだし、自分のためを思って言ってくれる人なんてそんなにいるわけじゃないので、ありがたいことだと思います。
でも、自分が大事にしている考えや価値観とズレていると、心に響かず、、、聞き流してしまいます。
アドバイスをするのであれば、その人が何を考えているのか、きちんと聴いてからした方が良いと思いました。
例えば、私のことでいえば、
- 今のところ、いろいろなことを我慢して、精一杯お金を稼ぐ必要はない。
- 今は人のために役に立つことをしたいというのが優先で、ボランティアで良いと考えている。
- 自分が楽しんでできることが最優先。好きなこと、やりたいと思ったことしかしたくない。
こんな感じなので、「ただ資格を取れ」と言われても「何のために、、、?」と思ってしまうわけです。
今の生活でアドバイスする立場になることはあまりないと思いますが、誰かに何かを相談されたら、その人の話をきちんと聴くことを優先して、自分の考えを押し付けるようなアドバイスはしないようにしたいです。
「人の振り見て我が振り直せ」ですね。
ちなみにアドバイスはちょっと厄介ですが、自分とは違う価値観の話がおもしろいことも多く、その知り合いのことは嫌いではありません(笑)。