50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

災害対策の見直し:在宅避難の備えを強化しました(1)

www.nhk.or.jp

先週は、発熱の体調不良でスタートしました。。。
疲れから来るものだったのか?たった1日で体調は回復したものの、何もする気が起きなかったので、気になって録画していたNHKの番組を見始めたのですが、、、
見たあと、我が家の災害対策の甘さを痛感し、一から見直そうと決め、いろいろ対応していたら、あっという間に1週間が終わってしまいました(苦笑)。

 

在宅避難の備えをほとんどしていなかった

災害が起きたら避難所に行くものだと思い込んでいて、避難用の持ち出しリュックは用意をしていました。

www.aoitori50.com

ですが。
マンションは比較的堅牢な建物が多く、また、避難所はプライバシーの確保が難しくストレスが大きいことから、在宅避難が推奨されていることを、今回初めて(!)知りました。
20年もこのマンションに住んでいるというのに。。。(恥)。
管理組合からも災害時のマニュアルが配られており、そこにも「在宅避難ができるように、備えをしておいてください」ということが記載されておりました。

在宅避難をするには、

  • 住める状態にできるように安全を確保しておくこと。
  • 避難中に使う備蓄をしておくこと。(私が住んでいるマンションは、水、食料は1週間分、簡易トイレは1ヶ月分の備蓄を推奨しています。)

ということが必要になります。

この点を頭に入れて、我が家の総点検をしました。

 

家の中の安全対策

NHKの番組では、地震の際は火事で亡くなる方がとても多いのだと話がありましたが、自治体から配布された冊子にも、管理組合のマニュアルにも、火災を起こさないようにすること、初期消火が大事であることの記載がありました。

スプリンクラーが付いているため、ちょっと安心していたところがあるのですが、地震の影響、停電などで、もしかしたら作動しない可能性もあるかもしれない。
そんなわけで、まずフロアの廊下にある消火器と消火栓の場所を確認し、家の中にも消火器を置こうと買うことにしました。
まだ届いていないのですが、注文したのはこちら。

それから、家中の家具を見直しました。

まず壁に固定しないとなあと思いながら放置していたキッチンの食器棚は、これを買って取り付けてみました。

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実際に揺らして確かめてみたと紹介していたホームページがあって、震度5までの揺れなら耐えられたとのことだったので、これにしました。
取り付けも簡単で、我が家の少し凹凸のある壁紙にもぴったり貼り付けることができました。
もしかしたら凹凸の分、強度は弱まっているのかもしれませんが、自分がキッチンから逃げる時間を確保できればOKと考えて、良しと判断しています。

次は寝室。
寝室は1日の1/3〜1/4の時間を過ごす場所。
絶対に対策が必要な場所ですが、以前から気になっていたのは、自立式の鏡と、ベッドの脇に置いた隙間本棚の二つ。

鏡は、ベッドを直撃するわけではないのですが、自立式なので倒れてガラスが飛び散る危険性がありました。
そもそも今の家の前の賃貸で使っていたもので、持っていたからクローゼットの横に置いていたのですが、他の鏡があるので、今はほとんど使っていませんでした。
ということで、即撤去。
もしかしたら必要になるかもしれないので、一旦、押入れに保管していますが、一定期間を過ぎて必要ないと確信したら、廃棄することにします。

それから、ベッド脇の隙間本棚。
これは、もう一つの大きい本棚との隙間を埋めてくれていて、ベッドに本棚が倒れてこないために重要な役割をしてくれているのですが、通販で買ったもので、ホコリよけのガラス扉付きでした。
ガラス扉には飛散防止フィルムは貼っていたのですが、そもそも本棚にガラス扉は必要なのか?
揺れの衝撃でガラス扉がはずれてベッドに飛んでくる可能性もあることに思い至り、、、
速攻で外して、捨ててしまいました。
ガラスが飛んできたら大怪我するけれど、ホコリでは怪我はしませんもの(笑)。
あとは、前面に倒れないよう、食器棚を固定するのに使ったカグペタで、壁に固定する予定です。
→本棚はベッドと平行に並べて、ベッド側には倒れないように配置しています。
 また大きい本棚は壁、天井に固定済みです。

 

地震が起きたらどこに逃げるか?

地震の瞬間、我が家には身を隠せるような机などがありません。
(試しに座卓の下に入ってみたのですが、、、ちょっと狭かった(苦笑))
家の中にいるときに、地震が起きたらどうするか?
昔からトイレとか、お風呂とかが比較的安全と言われていた記憶があったので、そこに逃げ込むかと一瞬考えたのですが、、、
調べてみたら、トイレが安全というのは、誤解だそうです。
ちょっとびっくり。
昔は狭い空間に柱が4本立っていたので安全だったのかもしれないのですが、マンションの場合は関係ないですよね。
柱がないのだから。
逆に、扉が変形して開かなくなる、水洗タンクの上ブタが直撃して怪我をするなど、リスクの方があるようです。

そんなわけで、、、改めて我が家を見渡した結果、私の結論は玄関を入ってすぐの廊下に逃げ込むとなりました。
落下物もなさそうだし、壁に背をつけて体を安定させやすいし、いざとなったら玄関からすぐ出られるのが理由です。

今まであまり考えたことがなかったのですが、こんなことを整理しておくだけで、安心感が高まるものだなあと思いました。

ちょっと長くなったので、、、在宅避難の備蓄品については次回書きたいと思います。

 

幸せだったこと、楽しかったこと

  • 家中を真剣に見直したことで、家で過ごす時間の安心感が高まった。
  • 2週間ぶりのラウンド。台風の影響でベアグランドが多いところだったので、難しかったけれど、楽しかった。
  • クラブを開いて打つ練習。少しうまくできるようになったかも(しれない、笑)。