50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

点訳ボランティアの勉強を始めました

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勉強を始めたのは点訳です。

 

誰かの役に立ちたくて

会社を辞める時に「次に何かをするなら人の役に立つことをしたいなあ」と思っていました。
これって結構「サラリーマンあるある」みたいですね。
ずいぶん前ですが、会社内であるアンケートをした時に「次に働くなら社会の役に立つことがしたい」という回答が結構あったと聞いたことがあります。
裏を返すと、今の仕事は社会の役に立っているという実感がないという悲しい捉え方もできるわけですが、自分がまさにそういう心境でした。

会社を辞めて時間ができて人の役に立てて自分ができることって何だろうと考えました。
今まさに人手不足と言われている介護に行けるかというと、、、まったく自信がありません。
資格がなく子供を育てた経験もないので、保育も無理。
「家事◯年のベテラン」という肩書きもなく、自分の家の家事も何とかこなしている状況で、家事のお手伝いもできない。
そもそも、介護、保育、家事をやることを、自分が楽しめると思えませんでした。

そんな中で、たまたま市のお知らせで見つけた点訳ボランティア。
なかなか大変そうではあるものの、これなら自分にもできるかもしれないと思い、何日か悩んで「えいっ」と飛び込んでみました。

 

4回のセミナーを受けて感じていること

まだすべて終わっていませんが、週1回のセミナーを受け始めて4回が終了しました。
最初は「アイウエオ」から始めて、何とかひらがな、数字、アルファベットくらいは理解できるようになってきました。
でも文字を理解しただけではまったく役に立たなくて、「点訳」という言葉の通り、点字のルールに合わせて訳していくところが大変なんだということが、やっとわかるようになりました。
きちんと見ていただける物を仕上げられるようになるのには、数年かかりそうです。。。

かなり根気の要る作業が多く、肩も凝りますが、今は、自分の知らないことを学んで、一つ一つできるようになっていくことがとても楽しいです。
人に強制されたものではなく自分がやりたいと思ったこと、そして自分のペースで学べることは本当に楽しめます。

先生が言われていたのですが、自分が作った物が役に立ったり喜んでもらえた時の感動は何にも代えられないものなんだそうです。
まずはその感動を経験することが今の目標です。
その目標を達成できたら、次にどこに向かうかを考えようと思っています。
それまではあまり余計なことは考えずに、楽しみながらやっていきたい。
頑張ろう。