れんげ荘(群ようこ)の主人公キョウコに感じたこと
れんげ荘シリーズ3冊、読み終わりました。
話が進むにつれ、、、主人公のキョウコに少しガッカリしました。
1冊目のれんげ荘では共感するところも多かった
こんな記事を書きました。
1冊目は会社を辞めずっと住んでいた実家を出て、安くて古いアパートで新しい生活を築いていくキョウコはすごいなあとか、「そうそう、そうだよね」と共感できるところもあってとても楽しく一気に読みました。
ところが、、、2冊目以降のキョウコはちょっと不甲斐ない。
そんな相談してどうするということを親友のマユちゃんに相談したり、お隣に越してきたとっても若いチユキさんにしょうもない愚痴を言ったり、たまに訪ねてくるネコに異常な肩入れをしたり。
「早期退職してお金ではなくささやかな幸せを大切に生きていく」という生き方が気に入って、どうやって過ごしているのかとっても期待していたので、ちょっとガッカリしました。
同じれんげ荘に住む60歳過ぎながらおしゃれで人生を達観しているクマガイさん、若いけれどしっかりしているチユキさん、しょうもない愚痴を聞いてくれて的確なコメントをくれる親友のマユちゃんの方がよっぽど魅力的です。
キョウコに期待していたことから気付いた自分の本音
自分が早期退職をしたことについてほとんど後悔はないのですが、ほんのちょっぴり続けていたらどうだったのかと考えることがあります。
なので、多少迷ったとしてもブレなく幸せだーと日々を満喫するキョウコを期待していたのだと思います。
ブレブレで迷ったり愚痴を言ったりする姿はあまり見たくなかった。。。
なぜキョウコにガッカリしたのか、なぜ周囲の人たちの方に魅力を感じたのかを考えてみたら、自分もほんの少し迷いが残っているということに気付いてしまいました。
もう決めて実行したことを今さら考えても仕方ないのに。
この迷いも時間が解決してくれるだろうし、今の自分が何をしたら一番幸せに生きられるかに集中して、日々を過ごしていきたいと思います。
ちなみにれんげ荘ですが、、、ブレブレのキョウコがこれからどうなるのか、幸せに日々を過ごしていることに期待して、読み続けると思います(笑)