50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

元会社の情報を知って少しだけ心がざわついたこと:平穏な日々を楽しめるなら会社を辞めても幸せに暮らせる

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チョコラテさんによる写真ACからの写真

サラリーマン時代から観ているワールドビジネスサテライト
いろいろな情報が知れて、会社を辞めた今でも楽しめます。
芸能ネタがないのも好きなところ。

いつものように録画した番組を見ていたら、、、ある話題で辞めた会社が取り上げられていました。(珍しい)
新しく始めた活動についての情報だったのですが、サラリーマン時代、そんな話を聞くたびに心がザワザワしていました。

 

新しい事業に取り組むことに対して感じていたこと

私が所属していた部署は、昔からやっている事業(製造系)に関連していて、先行きはちょっと暗め、徐々に右肩下がりの業績でした。
そんな状況で、会社全体としては、新しい事業を模索していて、どちらかというとサービスなど、モノを作らない業種に向かおうとしていました。

でもそんなに美味しい話が転がっているわけもなく、様々なことに手を出し、ひどければ赤字、うまくいってもちょっと利益が出るくらいのもの。
そしてそんな業態の大半は、スピードが早くて、あっという間にニーズがなくなり、廃れてしまう。

私がいた部署は、そんな新しい取り組みの情報が早めに入ってくるところだったので、その手の話を聞くたびに、モヤモヤとしていました。
自分が所属していた部門の人たちが、せっせと稼ぎ出した利益を、どんどん、そんな博打みたいなものに注ぎ込まれてしまう。
頭では新しいことに取り組まないと先行きが暗いとわかっていても、なかなか納得できなくて。

その一方で、新しい技術、情報、サービス、流行りのもの、、、など、最新の情報を仕入れる苦労も感じていました。
自分が担当するわけではないので、詳しいことまで知らなくても大丈夫ですが、話題に出た時に「聞いたこともない、、、」という感じだと、

「最新情報を仕入れずに、今までのやり方に満足しているから右肩下がりになるんだ」

と、言われてしまうような風潮があって。
たいして興味もなかったのに、ワールドビジネスサテライトを観始めたのも日経新聞に目を通すようになったのも、何か情報を仕入れようと思ったことがきっかけでしたから、当時はかなり負担に感じることが多かったです。

で、、、テレビ画面を通じてですが、久しぶりに元会社の新しい取り組みの情報を知ったら、やっぱりちょっとだけ心がザワザワして、感じていた思いがよみがえってきました(苦笑)。
辞めて1年半たった今でもそう思うんだから、勤めていたら、もっともっと感じたことでしょう。
今の暮らしは心の動きが穏やかで、そんな状況に幸せを感じている。
そう思った時に、私はやっぱり辞めて正解だったんだなあと思ったのでした。

平穏な日々を楽しめるか楽しめないか

会社を辞めると、とにかくストレスは減ります。
通勤、人との付き合い、会社や部門の方針等に対する不満、、、などとは無縁になれて、自分の力が及ぶ範囲のことがほとんどになる。

それは、困難な課題に取り組んで達成するといったこととも無縁になることなので、新しいことにチャレンジすることが好きな人は、会社を辞めて家に居るなんてしない方が良いでしょうね。
退屈を感じそうです。

どちらかというと、穏やかな日々を楽しめる人の方が、退職後の暮らしにスムースにシフトしていけるのかもしれないと感じた出来事でした。

 

幸せだったこと、楽しかったこと

  • 今季初のカラムーチョ鍋(辛さ5倍)。ジャガイモが美味しかった。
  • ポケモンGOスペシャルリサーチがやっと終わった。
  • 1年半以上使わなかった炊飯器。ダンナの許可をもらい処分決定。棚がスッキリ。