人の行動の許せる範囲:電車の隣の席で化粧を始めた女性を見て感じた不快感について考えた。常識とは。
先日都内に向かう電車の中で隣に座った女性が、化粧を始めました。
ちょっと不快に感じました。
別に迷惑をかけられたわけでもないのに。
電車内で許せる行動の範囲の理由は
例えば、新幹線や特急だったら、お弁当を食べたり、お酒を飲んだり、という行動を見てもイラっとはしません。
もちろん自分も食べたり、飲んだり、普通にします。
でも、普通列車やバスだったら、たとえ混んでいない車内でも、ちょっとどうかと思うし、やらない。
同じ飲食の行動なのに、新幹線や特急だとどうしてOKなんでしょう?
新幹線などの車両は、車内販売があることが多いし、飲食できるようにテーブルや飲み物のホルダーが用意されていて、飲食が許されていると思っている車両だから。
一方、混むことの多い東京近郊の普通列車内では、においがしたり、こぼしたりして、人に迷惑をかけるかもしれない行為はしない方が良いと思っているからかな。
でも普通列車での飲食がダメだと思っている理由はちょっと怪しいな。
「におい」に関しては新幹線も普通列車も変わりませんが、すごいにおいがしても、多少騒ぎながら飲酒していても、新幹線だと許せますから。
結局、自分が「ここでやってもいいこと」だと思っているかどうかが重要で、人に迷惑をかけるかどうかとかは、後付けの理由のような気がしてきた。
化粧はどうでしょうか。
ネットを検索してみたら、「キツイにおいがすることがある」とか、「粉物は飛ぶことがある」とか、人に迷惑をかけるという意見もありました。
でも、私の中では、迷惑行為かどうかは関係なく、車内の座席で化粧をするのはなしだと思う。
というのは、化粧をしているところを見られるのが恥ずかしいことだからです。
例えて言うなら、服を脱ぐ、着る行為と同じで、更衣室、トイレ、浴場など、女性のみしかいない場所で、できるだけ人に見られないようにしてしたいことだから。
ちなみに会社勤めをしていた時、朝寝坊した場合は、伊達メガネをして、会社の最寄り駅まで行き、その駅のトイレで化粧をしていました。
いつもの時間の電車には乗りたいけれど、スッピンで会社に行くのは恥ずかしい。
通勤中、スッピンを伊達メガネで誤魔化すのは恥ずかしくないけれど、車内の化粧は恥ずかしい。
恥ずかしいかどうかの基準なんて、人それぞれで、そんな理由で許せるとか、不快だとか、言っちゃいけない気がしてきました、、、苦笑。
常識とは通用しないもの
コトバンク(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)によると、常識とは。
一般に学問的知識とは異なり,普通人が社会生活を営むためにもち,またもつべき意見,行動様式の総体をいう。これは経験の集積からなることが多く,時代や場所や階層が異なれば通用しないものもあり,多分に相対的なものである。
絶対的、普遍的ではなくて、「経験の集積」「相対的」「通用しないものもある」と書いてあります。
自分が常識だと思っていることなんて、そんなものです。
できるだけ「いろいろな考え方の人がいる」と言い聞かせるようにしているけれど、まだ「常識」とか「普通」とかに縛られている自分がいる。
50年以上生きてきて身につけてきたものなので、簡単に修正できないけれど、イライラせずゆったりした人になりたいのだから、少しづつ方向転換していきたいなあと思ったのでした。
なかなかの難題ですけど。
幸せだったこと、楽しかったこと
- レディースティ90台で回れるコースで、ゴールドティにチャレンジ。結果106だったけれど、自分としてはまあまあ頑張った。次回もチャレンジしたい。
- 誕生日のお祝いと称して大好きなお店でお寿司のコース。いつも通り、大満足。
- たまたま通りかかった東京メロンパンのお店。買ってみた。外はカリカリで中はふわっと。一緒に買ったNYチーズケーキパイも美味しかった。