50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

続ける理由が見つからなかった:辞める理由が先だったのか、辞めるために理由を探したのか

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カメラ兄さんさんによる写真ACからの写真

入社した当初〜30代くらいまでお世話になった、先輩の方々と飲むことになりました。
(先輩たちはすでに定年退職済み(笑))
会社を辞めてから初めてお会いするので、「なんで辞めたんだ」と聞かれそうで、どう答えようかなあなんて考えていたのですが、、、

 

辞める理由はいつもあって簡単に思いつく

今思えば、辞める理由はずっと何かしら抱えていたと思います。
微妙な人間関係、最新技術や情報についていくのが大変、チームメンバーのトラブル、仕事がうまく進まない、、、
何かしら問題や課題はあるもので、それが負担に感じた時には、辞めるための理由が頭に浮かんでくる。

「私の給料がなくても生活はなんとかなる。」

「自分でも好きではないことに、なんでこんなに時間を使っているのか?」

「もっと他に楽しいことがあるんじゃないか。」

「50歳ならまだ遅くない。何か新しいことができるかも。」

「今のままの暮らしで、明日死んでしまったら、後悔するんじゃない?」

「別に自分がいなくなっても会社が困るわけじゃない」

・・・・・

こんなことを何年も何年も考えていました。

 

続ける理由が見つからなくなって、辞めると決めた

辞める理由はいつもたくさんありましたが、続ける理由もそれなりにありました。

そんなにこだわっていたわけではないけれど、会社での肩書きや、お給料は魅力的だったし、良い人も多くて、それなりのコミュニティに所属している安心感があった。
仕事がうまくいった時には嬉しく感じたし、達成感も感じられた。

続ける理由はポジティブなものだけではなくて、将来のお金が心配とか、辞めた後に何をしたら良いんだろうとか、コミュニティの不安とか、上司との調整を含めて辞める手続きが面倒とか、ネガティブなものも結構ありました。
というか、ネガティブなものの方が理由としては強かったのかもしれない。

徐々に、良い面、悪い面含めて、続ける理由になっていたものがどうでも良くなって、残ったのは辞める理由だけになってしまった。
そうか、それで辞めようと決めたんだな、自分。

 

辞める理由は簡単に思いつく、続ける理由を考えてみると良いと思う

転職が当たり前になりつつありますが、そうはいっても会社を辞めるって、人生の大きい決断の一つですね。
もし今誰かから退社の相談をされたら、辞める理由だけではなくて、続ける理由が何かないのか聴いてみると良いかもしれないと思いました。
辞めようと思う時って、辞める理由のことばかり考えてしまって決断しがちなのですが、、、
辞めた後に元に戻ることはできないから、後悔しないためには、続ける理由もきちんと考えてみて本当に辞めた方が良いのか、判断した方が良いかなと思うので。

そんなことを考えながら、、、仕事ではありませんが、今やっている点訳ピラティスをやめたいと思ったら、続ける理由も考えてからにしようと思ったのでした。

 

幸せだったこと、楽しかったこと

  • 天気がなんとか持ったので、洗濯物が乾いた。
  • 朝のウォーキングの後に教室で習った簡単なストレッチをすることにした。朝から身体がほぐれて気持ちよかったので、しばらく続けてみようと思う。
  • 久しぶりのロマサス「未来からの恋人(リンダ・ハワード)」ハマった。