50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

退職から1年:1年前と今の気持ち

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去年、退職する直前、勤務中の移動途中に撮影した桜。
今年桜が咲き出したのを見て、1年前のことをちょっと思い出しました。

 

有給休暇は取らず最終日まで出勤しました

辞めた後、別の会社で働くとか起業するとか、何か次の計画があれば、束の間の休息で有給休暇をとってリフレッシュするのも良かったと思いますが、私の場合、今後働くかどうかもよくわからず、もしかしたら人生最後のサラリーマン生活になる(オーバーですね、笑)と思ったので、有給休暇は取らず最終日まで出勤することにしました。

3月は年度決算の忙しい時期ですが、私が所属していた部署は直接売上に関わる仕事ではなかったので、毎年3月はその年の振り返りと次年度に何に取り組むか計画を立てる時期でした。
昨年はもうそういったことをやる必要がなかったので、のんびりと机の片付け、残課題の引き継ぎなどの打ち合わせをしていましたが、かなり時間が余っていたので(笑)、都内をぶらぶら歩き回っていました。

写真は、むかーし、それこそ28年前、新入社員の頃に勤務していた場所の近くの公園で、なんとなく感傷に浸って(笑)撮った写真で、iPhoneのデータを見たときにその時の気持ちを思い出しました。
日付を見たら2018/3/29(木)。
最終出社日が2018/3/30(金)でしたので、辞める前日でした。

 

過去は美化され良い思い出が残る

嫌なこともたくさんあったサラリーマン生活でしたが、最後の1〜2ヶ月、思い出したのは楽しかったことが多かったです。
そして、いろいろな人がいて、うまくいかないこともあったけれど、良い人たちに囲まれ、人に恵まれたサラリーマン生活を送れたということをとても強く感じていました。
会社が嫌いで、嫌でたまらなかったのに、不思議なものです。

これって、典型的な過去は美化されるのパターンですね(苦笑)。
でも良いのです。
私にとってサラリーマン生活はもう終わったことで、人生の半分以上の時間を使ったのに、嫌な思い出だけしか残っていなかったら悲しすぎますから。

そして、辞めてからのこの1年間、最初はペースが掴めなくて、自分が何かもわからなくなって、いろいろ迷走していたけれど、今は落ち着き、日々それなりに満足できる暮らしができるようになりました。
迷った時でも「会社を辞めない方が良かったなあ」と思ったことは一度もないので、1年前の自分の選択は正解だったと、今でも自信を持って言えるのが嬉しいです。
これからもそう考えられるように、自分なりに充実した日々を過ごしていきたいと思います。

 

幸せだったこと、楽しかったこと

  • 久しぶりの超朝寝坊。8時すぎ起床で10時間寝た。
  • タイミング良く待ち時間なしでゴルフ練習ができた。
  • 家での焼肉がとても美味しい。ザイグルとダンナ特製タレのおかげ。