50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

自分の感覚とは違うことに気付かなかった:歳を取ると雨の外出が難しくなること

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akizouさんによる写真ACからの写真

梅雨で雨の日が多くなりました。
昔会社でお世話になった80歳くらいの方から久しぶりに連絡をいただき、お家を訪ねることになったのですが、雨の日は避けたいという連絡をいただきました。
こちらから理由はあえて聞かなかったのですが、やりとりしている中で、軽い脳梗塞のため足が少し不自由になったことを知りました。

そういえば、義両親宅を訪問する際も、事前に約束していた日が雨になりそうだと、延期した方が良いのではないか?と必ず連絡が来ます。
これまでは自分のことを気遣ってくれての発言だと思い込み、「気にしないでください」とか言って、訪ねてしまうことがあったのですが、、、
もちろん私に対する気遣いはあるにしろ、雨の日は少し足が不自由になっているご自分たちが大変になることもあって連絡をくれているのだと、やっと気付きました。
気遣いは要らないとお話はしているものの、ちょっとした軽食やお茶菓子などを用意してくれるんです。
一緒に食べながらお話するのを楽しみにしてくれているのかなあと思うところもあり、強く拒否もできないので、毎回ご馳走になっているのですが、雨の日に買い物に行くのは結構大変ですよね。

義両親宅に一人で遊びに行くようになってから早1年。
こんな簡単なことに気付かないなんて、、、(苦笑)

 

自分の感覚と違うことは気付きにくいもの

雨の外出は好きではありませんが、外で何か活動をするのでない限り、行き帰りの雨は気になりません。
まだそこまで身体が不自由にはなっていないし、雨の日に痛むような古傷もないし、、、
このため、雨を避ける気持ちがわからずに、気付くのが遅れてしまいました。

あまり気遣いができる方ではないので、自分が経験してみて初めて気付くことって良くあります。
例えば、膝の皿にヒビを入れて身体の一部が動かせない(動かない)時に、初めて身体が不自由な人や高齢者の気持ちが少しだけ理解できたり。
会社を辞めて家にいることが多くなり、家事をやるようになって、家族4人分の家事を一人でやっていた母の大変さがちょっとだけわかったり。

もう少し想像力を働かせて、人の気持ちに気付けるようになると良いとは思いますが、自分は気を回したつもりでも、ピントがズレていて、実はそうじゃなかったなんてこともありそうですし。
人のことを考える前に、まずは自分が楽しくて幸せであることが大事ですから、あんまり気を回しすぎて自分が疲れてしまうのも違うのかなと思いますし。

変な気を使わず、気付いた時に自然にそれに対応をするのが一番かもしれないですね。

 

幸せだったこと、楽しかったこと

  • 毎日少しづつ読める「日本の365日を愛おしむ」。義母にプレゼントしたら喜んでもらえた。
  • 乃が美のパンはお土産に最適かも。少し歯が悪い義父も耳まで食べられて喜んでくれた。
  • 義両親にTVで音楽CDが再生できることを教えたら、とっても喜んでもらえた。