50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

Mr.サンデーを観るのをやめられない理由:東大入学式の祝辞とムヒカ氏

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ダラダラとテレビを観るのはやめると記事にしたばかりですが、何となく観るのをやめられない番組の一つに「Mr.サンデー(日曜22:00〜フジテレビ)」があります。

 

Mr.サンデーで知った東大入学式の祝辞

今、ネットやSNSでも話題になっているみたいですが、東大入学式の上野千鶴子さんの祝辞について、4/14の放送で取り上げていました。
(東大のホームページに全文が掲載されています。)

テレビの放送を観た後、早速読んでみたのですが、心に響くことがたくさんありました。

私は1967年生まれで、弟が一人、バリバリの亭主関白である父と母に育てられました。
自由にさせてもらいましたし、両親には感謝していますが、教育に関しては明らかに弟と差はありました。
高校3年生の時、母に、

「私立になってしまったとしても弟は大学に行かせたい。家には二人を私立大学に行かせるお金はないから、あなたは国立か、専門学校に行って欲しい。」

と言われました(笑)。

当時はもともとそんなに勉強が好きではなかったし、そんなものと思って怒りも反発心もなく、すっと受け入れていました。
(そもそも親のお金で大学か専門学校に行けることも当たり前ではないんですよね。
 そういったことも含めて何も考えていなかったです。)
とりあえず、大学に合格できたので今の人生になったわけですが、そうでなければ全く違う人生だったでしょう。
実家から出ることもなく、ずっと地元にいたんだろうなあ、、、

会社に入った後も、最初はまったく感じていなかったけれど、ここ10年くらいは私がいた会社は本当に古い昔の男性の会社だということをヒシヒシと感じていました。
私はずっと男性のように振る舞って、そういう感じで仕事をすることが大事だと思ってやってきたけれど、そうではないんですね。
上野さんの祝辞の最後にこんな言葉があります。

フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。
(東大ホームページ、平成31年東京大学学部入学式祝辞より抜粋)

このお話は、様々な反応があって、その点でも面白いです。
私は自分が女性として生きてきて、いろいろ不平等だと感じてきたことがあったので、その視点で反応しました。
そもそもいろいろなギャップを持った人はいるわけで、その代表例として女性を取り上げていただけかもしれません。
人それぞれ生きてきた過去や考え方でいろいろな感じ方があるもので、その点でも面白いなあと思いました。

 

Mr.サンデーをやめられない理由は

(大変失礼な言い方なのですが)大半はくだらない芸能ネタとか、事件とかを取り上げることの多い番組です。
録画で観るので、興味がないと飛ばすこともあります(笑)。
ですが、(私的には)たまにとてつもなくヒットする内容を取り上げる番組です。
その筆頭は、、、もちろん、ウルグアイ元大統領のムヒカ氏。

www.aoitori50.com

今回の入学式の祝辞はそれに続くヒットかもしれません。
(そう考えると、、、打率はとてつもなく低いかも(苦笑))

私の場合、ネットでこの手の情報を取るのはおそらくできないと思われるので、自分が良いと思ったテレビ番組から情報を取るのも必要だなと思っています。
テレ東のビジネス情報系の番組(WBSガイアの夜明け、未来世紀ジパングカンブリア宮殿)と、Mr.サンデーは、これからも観続けると思います。

 

幸せだったこと、楽しかったこと

  • 花粉がだいぶ楽になって花粉メガネなしで外出できた。
  • 久しぶりに長距離ウォーキング。天気も良くて気持ちよかった。
  • ウォーキング中に見た桜。種類は不明だけれど満開で綺麗だった。

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