リーダーの役割：ボランティアグループのリーダーは会社の管理職より大変かもしれない

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何のグループでも、リーダーは大変な役割だと思いますが、、、
最近、ボランティアグループのリーダーって、とても大変だなあと気付きました。

点訳の会での出来事

以前、こんな記事を書きましたが、今も変わらず、具体的な目標、目的が提示されないまま、課題を黙々とこなしています。

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一緒に始めた他の方々は淡々と課題をやっていて、特に何も言っていなかったので、こんなことを考えているのは自分だけなのかなあと思ったら、、、
先日、会が終わった後に、グループメンバーの一人の方に声をかけられて、自分と同じような感想をお持ちで、辛いし楽しくないしやめようと考えたこともあったというお話を伺いました。

私は、とりあえず多少の不満はありましたが、辛いとか、やめようと考えたことはなかったのでちょっとビックリしました。
が、ボランティアってお金がいただけるものではないので、お金の代わりになる目標ややりがいなどがより大事になるんだなあと思ったのでした。

会社組織の管理職の役割は

管理職になった時の研修で言われたことで、今でも覚えているのですが、会社における管理職は選ばれたのではなく、リーダーを任命されたのであるということ。
会社では、上位から方針なども提示されますし、組織の役割も比較的明確。
ある程度の条件が提示された中で、自分なりにチームの目標や課題に落とし込み、どう達成していくか、任されたグループをまとめていく感じかと思います。

特に私がいた組織は、非正規もいなくて正社員のみで構成されており、生きていくための生活費を稼ぐ仕事としていた人が大半だったので、「辞める」という選択肢は相当でない限り発生せず、せいぜい、他部門に異動したいくらいの希望程度でした。
ある程度の人数を預かっている中で、少数の異動や病欠程度であれば、管理する側の都合も考慮しながら何とか調整ができますし、どうしようもなくなったら他部門と調整して何とかするという手もあるので、うまくまとめていかないと人がいなくなる、、、といった切迫感はあまり感じたことがありませんでした。

ボランティアのリーダーの役割は難しい

まず、ボランティアをしたいと考える側の目的、やりたいこと、使える時間などが、人によって本当に違うと思います。
お金を得ようと考えているわけではないので、その人なりの考えがありますし、そこまで深く考えずに始める人もいる。

私は、どうせやるなら何か人の役に立てるようなことをしたい、できれば少額でもお金がもらえたらより良いなあくらいに考え点訳を始めましたので、最初は「ボランティア」ということに多少の引っ掛かりがありました。（今はお金のことは考えなくなりましたけれど）
他の方と話した時に言われていたことでは、子供が大きくなって少し時間ができたので隙間時間に家で何かできないかと思って始めた、とか、家族で点訳をやっている人がいて何となく始めてみた、とか、人の役に立てることができたら良いなと思ったとか、本当にいろいろでした。

こんな感じで、考え、時間の使い方、目的などがバラバラのメンバーを、リーダーはうまくまとめなければなりません。
お金が目的ではないので、その辺がうまくハマらないと、辞めるという選択は簡単に発生します。
実際、私の行っている会は、勉強会時点では12人いましたが、最近集まるのはMAX7人になりました。
来なくなった5人は、勉強会終了後、1回も来ていない人がほとんどなので、おそらく辞めてしまったと思います。
（会社じゃないので、退職届もなく、その辺もかなり曖昧です、、、（笑））
今はたまに休みながらも集まっている7人の中に、どうしようかな、辞めちゃおうかなと思っている人がすでに2人います。

そして、、、ボランティアの種類や会にもよると思いますが、今の会には上位組織があるわけではないので、大方針とか、達成目標とかがありません。
自分たちで自主的に何かを設定しない限り、漠然とした行き当たりばったりの活動になります。

今回、こんなことを考えていたら、、、点訳の会のリーダーの方が会社の管理職より大変そうだなあと感じたのでした。
このおかげで、上から目線かもしれませんが、リーダーを暖かく受け入れよう、できる限り協力しよう、何か提案もしてみようかなあと、考えられました。

ある程度の人数をまとめる役割って、本当に大変ですよね。