50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

言葉の表裏:受け取る側の考え次第で褒め言葉にも気に障る言葉にもなる

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人に何かを伝えるのは難しいです。
自分は褒めていたり元気付けていたりするつもりでも、相手はそう捉えていないのかもしれない。

 

話題のDomani広告を見て私が感じたこと

どのくらいの炎上なのか、よくは知りませんが、テレビでも取り上げられていたので、それなりに大きいのかもしれません。
Domaniの広告「働く女は、結局中身、オスである」が物議を醸しているのだそうです。

この広告を見た時に私が感じたことは、、、
私が知っている会社員生活では男性っぽく働いた方がうまくいく感じで、自分もできる限りそうしてきたところがあるので、あまり違和感は感じませんでした。
「オス」という言葉はかなりインパクトがありますが、広告ってそういった印象に残る表現をよく使いますし。

でも、これを見て気分を害する人がたくさんいるということ、自分の感じ方の方が少数なのかもしれないと初めて気付かされました。

 

言葉の表裏

子供の頃から「男っぽい」とか「竹を割ったような性格」とかよく言われていました。
会社では「男らしい」とも(笑)
私にとって「男らしい」というのは褒め言葉だったので、そう言われても気にならない、どちらかと言うと「褒められた〜」と喜んでいたところがあります。
そして働いている間そうやろうとしていたこともあって、広告の表現も違和感なくスッと受け入れられた。

でも、それとはちょっと違う考え方だと、「なに、それ」「そうじゃなきゃいけないの」って思ってしまいますよね。
別のことで自分の考えと違うものを決め付けで書かれていたら、私もそう思うと思う。

これまで自分が褒めたり元気付けたりするつもりで使っていた言葉や表現は、結局、自分の考えで良いと思うものをセレクトしているので、もしかしたら褒めているつもりが逆に傷つけてしまうようなこともあったのかもしれないなあ、、、とちょっと考えさせられました。

 

相手がどう思うかに少し注意を払いたい

私は頭と口が直結していて、頭に浮かんだことをそのままストレートに言ってしまうことがよくあります(苦笑)。
言ってから「ちょっと言い過ぎた」とか「まずい表現だったかもしれない」とか思ったりする。

相手がどう思うかは自分ではどうにもできないことなので、気にし過ぎたら話もできなくなりますが、それでも、少し注意をしたいなあと思いました。
どうやったら頭に浮かんだことをすぐ口にしないようにできるだろうか、、、
自分がすぐに話をしたくなってしまうことがわかっているのだから、一旦、言葉を飲み込む癖をつけると良いかもしれないですね。
しばらくやってみよう。

それから、、、
これって会社員時代に気付けていたら、もっと良いリーダーになれていたかもしれないなあとちょっとだけ思いました。
もう遅いですけれど。ちょっと残念。

 

幸せだったこと、楽しかったこと

  • 点字タイプで初めて表裏印字に挑戦。うまくできた(と思う)。
  • 久しぶりの人から飲みのお誘いをいただいた。
  • まったく上手く作れなかった茶碗蒸し。文句も言わず完食してくれたダンナに感謝。