自信がある態度をとると相手の対応が変わる
態度は大事だと思った出来事がありました。
健康診断での出来事
今日は朝から健康診断でした。
今までは会社で受けていましたが、今年は病院で初めての健康診断。
ダンナの会社(私も働いていた会社(笑))の健康保険組合が契約している病院でしたが、検査内容はほとんど変わりませんでした。
(身長・体重・血圧測定、聴力・視力検査、心電図、胸のX線検査、血液検査)
採血で事は起こりました。
対応してくれたのは、とっても自信なさげな看護師さん。
声も小さくて、耳が聞こえにくくなってきた私には、何を言っているのか少し聞きにくい。
スタート時点で「大丈夫かな」と思ってしまいました。
もともと血管が細いらしく見えにくくて看護師さん泣かせ。
以前、胃の内視鏡の麻酔注射で2回失敗となり、看護師さんが交代したことがあります。(笑、たぶんまだ慣れていない方だったのでしょう)
今朝はとても寒かったし、最高血圧は100以下でした。
血の出がかなり悪かったと思われますが、小声で「足りるかな、、、」とかブツブツと言っていました。
そして、針を抜かれ、終わったと思ったところに、
「血が足りないので、、、もう一度取らせていただいてよろしいでしょうか?」
とちっちゃい声で言われました。
もともと大丈夫か?と疑っていたところに、人生初の採血やり直し発言、思わず、
「えっ?」
と、看護師さんの顔をまじまじと見て言ってしまいました。
看護師さんはとっても悲しい顔&再びの小声で、
「このままだと検査で血が足りないと思うので、、、(あとは聞き取れず)」
ここで、こんな状態の看護師さんにプレッシャーをかけてしまったら、2回めも失敗するかもしれないことに気付きました。
なので、そのあとはできるだけ笑顔でいようと努めたのですが、たぶん、時すでに遅しだったと思います。
彼女の問題と私の問題
看護師さんって人の命に関わる大変な職業ですよね。
申し訳ないのですが、私が患者なら、優しくてしっかりしていて欲しいと思ってしまいます。
僭越ながら、採血してくれた看護師さんにアドバイスするならば、
「自信がなくても自信があるように見せた方が良いよ」
です。
最初の自信なさげな態度&小声で話すことで、相手に疑いを持たせてしまう。
そして、採血がうまくいかなかった時にも、「こういうこともあるんです」という態度でうまく説明してやり直してくれたら、内心「ほんとかな?」と思いながらも私の態度も変わったことでしょう。
自信がないのに自信を持っているように見せるのは、私も上手にはできません。
過度な自信を持っては良くないですし、逆にうまくいかなくなる。
働いている時には、自信を持つために事前の調査や準備をしっかりするようにしていましたし、それがあるから自信があるように見せられていました。
看護師さんのお仕事はまったくわからないので、自信を持てるようになるために何をしたら良いのかはわかりませんが、献血時の経験で言うと、こんなことを言われたことがあります。
「あら、寒いせいか血の出が悪いわ。今日は他の人もそうなのよね。ちょっと時間がかかるかもしれないけれど我慢してくださいね。」
(血管が細くてやりにくいと言われたことがあると言った私に)
「そう聞くと燃えますね。私は結構うまいんですよ。」
どちらも明るく笑いながらで、こうなると私も笑って会話ができますし、ちょっとくらい痛くても任せておけば大丈夫と思えて不思議と我慢できる。
笑顔や、明るく自信ありげに対応することはとても大事だと思います。
そして、、、私が大いに反省すべき点。
先にも書きましたが、要らぬプレッシャーを与える態度を取ったこと。
命がかかっているわけでもなし、そこまで過剰に反応することではないし、このくらい笑って大丈夫と言える人でありたかった。
まだまだ人間修行が足りません。
直していきたい課題です。