50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

点訳ボランティアについて考えていること

f:id:aoitori50:20181108163955j:plain

市の広報誌で見つけ、何となく始めた点訳ボランティアですが、本気でやってみようと考え始めました。

 

点訳講習の今の状況

10月末から始まった点訳の講習ですが、あと2回で終了します。
まだ詳しい説明はないのですが、そのあとは先生が運営されている会で徐々に実際の活動をしていくのだと思います。

スタートからしばらくは、点訳は自分にできることなのか、会社以外のコミュニティへの初めての参加でうまく馴染めるのか、不安に思うことも多く、様子見の状態でした。

最近は点訳自体は結構おもしろくなってきて、自分にもできるかもしれないと思い始めています。
今の不安は、実際に視覚障害者の方にまだお会いしていないので、しっかりコミュニケーションができるのか、その上でどんな活動ができるのか、、、というところでしょうか。

 

石の上にも三年

点訳は、分かち書きと呼ばれている、どうやって点字に訳すかのルールがとても複雑です。
テキストにルールはまとまっているのですが、それを見てすぐにできるようになるとはちょっと思えず、経験(数)が必要だなあと感じています。

そして、どんなことが望まれているのか、喜んでいただけるのか、自分本位の勝手な活動にならないようにすることも大事だと思っています。

これまでとまったく違う、知らない世界に入るのだから、自分の常識、考えを振りかざすのはやめて、真摯に学ぶことを忘れないようにしたいです。

一人前になるのに何年かかるかな、、、
何をするにも学びと下積みは大事ですね。

 

点訳ボランティアについて思うこと

ネットで調べられる範囲ではありますが、いろいろ検索してみました。

点訳ボランティアの活動をする会は全国、地域ごとにあるようです。
点訳は大事な仕事だと思うのですが、ボランティアで成り立っていることを知り、かなりビックリしました。
(ボランティアもいるけれど、仕事としている人もいると思っていました。)
そんなことを考えても仕方ないかもしれませんが、、、ボランティアをする人がいなくなってしまったら、どうするんでしょう。

また、最近は音声の技術が発達していて今後も急速に進歩しそうですが、そんな中で点字の必要性はどうなっていくのでしょうか。
これからは、音読の方が必要なのかもと考えてしまったり。

このような感じでいろいろ思うこと、感じることがあるわけですが、知らない世界のことを想像で考えていても仕方ないので、その世界に入って学んでみるべきだと結論を出したのでした。
できる範囲の時間を割いて本気で取り組み、自分なりの答えを見つけながら、少しでも役に立つ活動ができたら良いなあと思います。