50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

お金の勉強(4)確定拠出年金 企業型から個人型への切り替えで失敗?!

今さらですが、改めて個人型確定拠出年金についてきちんと知識をつけようと本を読んでみました。

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退職で企業型から個人型へ移管

私が退社する数ヶ月前に勤めていた会社の企業年金確定拠出年金に切り替わりました。
内心「あと数ヶ月なのに面倒だなあ」と思いながら手続きをしたのですが、今思えば、この時に確定拠出年金が自分事になったのは良かったかもしれません。
そうでなければ、自分から進んで個人型(iDeCo)をやろうとは思わなかったかもしれないからです。

ですが、その時に何かしら知識を付けておけば良かったのに、会社で開催された運営会社のセミナーを聞いて何に投資するかを決めてしまいました。
さらに、退職の際の移管手続きも、個人型は移管する運営会社を自分で選べるとは思わず、会社が選んだ運営会社の個人型にそのまま切り替えてしまいました。
退職する時に運営会社は自分で検討した方が良いというような説明はなくて(当たり前か)、健康保険、年金の切り替えと同等の事務手続きの一環として説明され、連絡先も運営会社になっていたので、そんなものだと思い込んでいたのです。

「シンプルにわかる確定拠出年金」から学んだこと

投資に対する考え方に共感できた山崎元氏。

www.aoitori50.com

iDeCoに関してもどう考えるべきか知りたくて読んだ本が「シンプルにわかる確定拠出年金」でした。

本の中に書いてある「イマイチ」というか「ダメ」ポイントのうち、私は以下を実行していました、、、

  1. 企業型の運営会社を継続したことで、手数料が高い運営会社を選んでしまっていた。
    →ざっと計算したところ運営会社に払う手数料は30年で10万円を超えました。
  2. 自分の保有資産全体のバランスを見て投資商品を決めていなかった。
  3. バランス型、定期預金を選んで投資していた。
    (会社で開催された運営会社のセミナーで推していた商品だったので、、、やられた。)

 

失敗は成功の母?

何に投資するかはさておき、運営会社への手数料分は明らかに損。
楽天証券SBI証券など、運営管理手数料がゼロ円のところがあるので、そちらに切り替えることに決め、手続きをはじめました。

投資商品をどうするかは1つの意見だけだと心配なので、もう少しいろいろ調べてみようとは思っています。
ですが、「シンプルにわかる確定拠出年金」は素人にとてもわかりやすく書かれていて、考え方も共感できる部分が非常に多くありました。
投資信託への投資が成功していることもあるし、結局、この通りにしちゃうかもしれません(笑)

少し遅かったですが、まだ半年程度しか経っていないので、早めに気付けて良かったと思います。
今回改めて、お金や社会の仕組みはきちんと基礎知識をつけなければ損をする、調べたり学んだりする姿勢は忘れないようにしようと心に留めたのでした。