リアル書店とネット書店
本屋さんをぶらぶらするのが楽しみの一つになりました。
本屋さんが消えています
私は人口2万人以下の田舎町の出身ですが、それでも子供の頃は歩いて行ける範囲に本屋さんが数軒ありました。
子供の頃から本が好きだったので、マンガも含め、良く立ち読みをさせてもらいました(笑)
今、実家に帰るとその本屋さんは姿を消していて、母に聞いたところ、本を買うには大型ショッピングセンターに車で行かないといけないそうです。
ネットで全国の書店数を調べると、今から約20年前の1999年は22,296軒、昨年2017年は12,526軒、約10,000軒がなくなっているんですね。
書店がない自治体が2割強になっていることも話題になりました。
今、私の住んでいるところも昔ながらの「本屋さん」は見かけませんが、、、歩いて行ける範囲に大型書店が2軒あります。
そのうちの1軒は歩いて5分もかからないので、とても恵まれた環境だと思います。
リアル書店の良さと欠点
本屋では、並んでいる本の表紙とタイトルを見て発見をしたり、店員さんのオススメや話題の本の一覧など、いろいろな情報に触れられることが楽しいです。
先日もタイトルに惹かれてこんな本を買いました。
自分が知らなかった意外な本に出会えるのがリアル書店の良いところですね。
一方で、目的買いの場合は探すのが大変でとても不便です。
近所の書店は出版社ごとに本を並べてあるので、出版社を調べてから作家名とタイトルで本を探す必要がありますが、出版社名まではわからないことが多いですよね。
少し前の本だと在庫がないことも多いし、せっかく探しあてた本がちょっと傷んでいたりするとガッカリもします。
リアルとネットの使いわけ
それでも意外な本に出会える楽しみは大事で、近所のリアル書店にはぜひ生き残って欲しい。
そんなわけでその本屋で見かけて読みたいと思った本は、その場で買うようにしています。
私の購入金額など大した足しにもならないかもしれませんが、少しでもお店にお金を落とすためにも。
一方で目的買いの時は、探すのが面倒だし、楽天ブックスの方がポイント還元があって安いのでそちらを利用することが多いです。
本当は近所の書店をもっと使うべきなのだと思いますが、家のPCで買える便利さからなかなか抜け出せません。
ちなみに今のところは古本屋(買う方)と図書館は使いません。
作家さん、出版社、書店にお金をきちんと支払って読みたいと思っているので。
ですが、要らなくなった本は古本屋に売っているので、自己満足の綺麗ごとだと思いますし、もうちょっと節約したいと思ったら、あっさり古本屋と図書館を使うかもしれません(笑)
意外な本に出会う楽しみを味わう
働いている頃は本屋をゆっくり歩いて本を眺めることはほとんどありませんでした。
新聞、テレビ、ネットなどで得た情報から興味のある本をネット書店で買って読むだけ。
それでも時間が足りなくて「積ん読」も結構多かったです。
今はゆっくり本屋を見る時間も、読書する時間もできました。
しばらくは時々本屋通いをして、意外な本との出会いを楽しみたいと思います。