50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

とても大事だった本のお片づけ、ハーレクインとロマサス

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ハーレクインとロマサスにハマり、家は本だらけでした。

 

作家買いで家に1000冊以上あった

今から20年ほど前、確か古本屋でたまたま見かけた本がきっかけだったと思いますが、ハーレクインにハマりました。

当時ネットで詳しい情報を発信している方がいて、そこから情報を集めて、読んでみたい作家、タイトルがどんどん増えました。

基本的に再販がないので欲しい本は古本で買うしかなく、古本屋通いをして欲しい本を見かけると買っていましたが、それですべてを揃えるのは難しかったので、個人間で売り買いできる掲示板やYahoo!オークションで買い漁っていました。
人気のタイトルはオークションでプレミアムがつき、定価700円くらいの本が数千円で取引されていました。
実は何冊か手を出したのですが(苦笑)、その後、人気のタイトルは結局文庫で再販されたので残念な気分になりました。。。

ハーレクイン自体は1冊200ページ前後で簡単に読めてしまうので1ヶ月に10冊以上読めますが、買っている冊数の方が圧倒的だったので、家の中は読んでいない本が山積み状態でした。
さらにハーレクインからロマサス(ロマンティック・サスペンス)に拡大し、文庫も買っていましたからとにかく本だらけでした。

作家ごとに揃えたタイトルは読み終わったら新しく買った専用本棚にずらっと並べて満足感に浸っていました。

 

ハーレクインとロマサスは再読しない、並べて楽しむコレクション

ハーレクインに限らず本は作家買いが多く、気に入った作家の本を本棚にずらっと並べて飾るのが好きでした。
でも普通の小説でも再読する本はごくわずか、ハーレクインとロマサスは読んでない本を文字通り山のように持っていたので、再読はまったくしませんでした。

本棚の本は、自分がその本を所有していることに意味があり、並んでいるのを眺めて楽しむ、コレクションでした。
コレクションであることに気付いてしまい、何のために持っているのかを考え始めたら少し冷静になってコレクション本に対しての熱が冷めました。
いつか読もうと思っていた本も多すぎて読めないので、まとめて処分しようという結論に至りました。

 

「モノは場所を決めてそこに入るだけにする」時に考えておきたいこと

それから順番に処分を始め、ハーレクインはゼロ、ロマサスは100冊くらいまで減らしました。
ついでに気に入っていた作家の小説、ビジネス書、ずっと持っていたマンガなども処分し、今はダンナと合わせて本棚1つに収まるだけにしようとしていますが、まだ数十冊はみ出した状態です。

残したロマサス100冊は最終的にはゼロにしたいと思っていますが、とても大好きな作家の本ばかりなので、再読してから処分しようと毎日少しづつ読んで減らしていっているところです。

お片づけの王道で「モノは保管場所を決めてそこに入るだけにする」ということは重要ですが、なぜそれを持っているのか、今後どうしたいのかを自分の中できちんと整理しないと片付かないし、処分したあとで後悔するかもしれません。
人から見たらくだらないモノでも自分が大事にしていたモノは特別なので、場所を決める前に自分なりの考えの整理がとても大事だと思います。