50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

退社後の暮らしに活かせている会社で身についた習慣

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会社で身についたありがたい習慣がいくつかあります。

 

私の基本性格と行動

元々の性格は、かなり楽観的、ちょっと自己チューで人に合わせるのが苦手、無計画でなんとかなるさという割に小心者で慎重なところがある、典型的なO型です。
子供の頃、夏休みの宿題は最後の3日で必死にやる、行き当たりばったりで進めるタイプでした。
↓ 何年か前に流行ったこの本、本当に笑いました。自分ことが書いてある!って。

【文庫】 O型自分の説明書 (文芸社文庫)

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会社で身について良かったと思う習慣

1.スケジュール管理

所属していた部署は社内向けの業務担当部門で、他部門への業務依頼と調整、スケジュール管理などが多い部署でした。
自分一人で仕事が進むのであればおそらく子供の頃の夏休みの宿題のようにギリギリで馬力を出せば何とかなったでしょうが、まったくそうは行かない部門でした。
となると、スケジュールをきちんと引き、関係者に周知徹底して途中進捗確認をしていく必要があります。
いくつか気にしていたポイントがありますが、やってみると意外と得意で苦になりませんでした。

  • スケジュールはお尻(締切日)から線を引いて開始日を決める
  • 途中、進捗度(◯◯完成など)のチェックポイントをいくつか作っておく
  • 人への依頼を優先、内容と納期を明確にして早めに依頼する
  • 他部門待ちの期間に自分の業務を進める

言葉で書くと何だそんなことという感じですが、所属していた部門でうまくできない人もそれなりにいました。
意外と得手、不得手があるんだなと思った記憶があります。

2.俯瞰して数字で見える化する

もっと進んだ会社ならそんなことはないでしょうが、私がいた会社は感覚的な発言やある一面から見た現象などが語られることがよくありました。
難しい場合もあると思いますが、できるだけ俯瞰して、言葉よりは数字で見える化することをとても大事にしていました。
部門間の調整も多かったので、客観的に判断できるように意識したことです。

 

3.やるべき、やりたいと思ったことは宣言する

自分だけで考えて終わっていると、なんだかんだとやらない理由を見つけて実行しないことがあります。
これを防ぐために、敢えてみんなの前で宣言してしまうということをやっていました。
人に言うとやらざるを得なくなるのでキツくなりますが、できない理由がかなり明確でないと引くに引けなくなります。
言った以上はすぐに始めないと格好悪いので、行動も早くなります。
自分の実行力に自信がある方は必要ないかもしれませんが、私はまったく自信がなかったので、自分を追い込むような状況を作るようにしていました。

 

今の生活に活かされていること

のんびりしようと会社を辞めたわけですが、スケジュールが決まっていないと何だか落ち着きません。
昔の自分だったらそんなことはなかった気がしますが、28年も経つと人間変われば変わるものです。
今は1ヶ月単位の掃除の計画、1日単位のスケジュールをだいたい決めています。
特に家事(掃除)は1日にたくさんやることがあると嫌になるタイプなので、毎日30〜60分、計画に合わせてチョコチョコ掃除することで、汚れがたまらず、快適に過ごせています。
このままいけば、これまでまとめてやっていた年末の大掃除もしなくて済みそうです。

FP試験の勉強は試験日から逆算して大体のスケジュールを決めて進められました。

数字関係の社内書類を作ることが多かったので、Excelの延長でGoogleスプレッドシートも普通に使えます。
スケジュールはもちろん、生活費の整理などにも使え、アプリもあってiPhoneでも見られるのでとても便利に使っています。

マンダラートシートでこれからしたい生活を見える化しようと考えたこともそうです。

やること宣言といえば、、、義両親の家に行くことをブログに書きました。
読んでくださっている皆さんにとってはどうでも良いことかもしれませんが、自分としては言ってしまった以上やらねばと思うので、すぐに連絡して行動につながりました。

こうやって文字にすると些細なことばかりですが、若い頃の自分だったらだら〜っと過ごしたり、やらない言い訳を見つけたり、いつかやろうで止まってしまい、結局やらないことが多かったように思います。

28年間良いことばかりではありませんでしたが、いろいろ教えてもらい、良い習慣をつけてもらったことには感謝すべきだなと思っています。