50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

ダンナ早期退職の備え、老後資金のシミュレーション

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今年2018年3月に私が早期退職で会社を辞めましたが、実はダンナも早期退職を希望しています。
夫婦揃ってのんびり楽しく暮らすのが夢です。

これまでは漠然と何とかなるだろうくらいに考えていたのですが、やはり一度しっかり状況を把握しようと思い、シミュレーションをしてみました。

1. 保有資産の把握

まず、自分たちが保有している資産を一覧化しました。
山崎元氏の「シンプルにわかる確定拠出年金」を参考にこんなイメージで整理。

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この一覧に、ネットで調べて、保有しているマンションと車の売却価格(予想)を加えて、だいたいの資産を把握できました。

 

2. 生活費の把握

2018年4月〜7月の生活費の平均値を元にダンナ退社後の生活費の予測と目標を立てました。
こんなイメージです。

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4、5月はまだ働いていた頃の延長戦でお金を使っていて多めに生活費がかかっていたこと、自分が会社を辞めてみてかからなくなった費用などを考慮して、退社後目標の生活費を組み立てました。
国民健康保険自治体のホームページを元に概算で計算、国民年金は第1号被保険者の納付額です。

 

3.二人とも100歳まで生きたと想定して毎年の支出と資産の金額をシミュレーション

何歳まで生きるかは誰にもわからないので、最近言われている「人生100年」を想定してお金の出入りを計算しました。

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いくつか私なりのポイントです。

  • 資産と収入の区分が少しおかしいのですが、推移を計算する上でやりやすい区分にしています。
    確定拠出年金は退職した後も積み立てる予定なので一旦支出に入れた後、資産で増額する形にしました。
    個人年金は全額払い済みなのですが、現状の資産把握では「解約返戻金」で評価したものの、シミュレーションでは65歳から月額で受け取る予定なので収入の方に入れました。
  • 生活費と社会保険料は、年1%の上昇を見込みました。
    (足りるか足りないかはわかりません、、、)
  • 公的年金は「ねんきん定期便」を元に出してみたのですが、今後も今までと同じ納付をした場合に受け取れる金額しかわからず、辞めた場合の老齢厚生年金の受給額がよくわかりません。
    今回は適当な比率で減額したのですが、今年度の私のねんきん定期便でわかるかもしれないので、その時に修正しようと考えています。
    年金の受給は65歳ではなく70歳からに繰り下げて、受給額を手厚くする(65歳から受け取ることで+42%になる)前提にしました。
  • 病気など不測の事態による大型出費は見込んでいません。
    その代わり、毎月の生活費で、医療費、家電/家具などの費用を積立の感覚で少し多めにみたのと、本当にお金が足りないようならその時に生活設計を見直せば良いかなあと思っています。
    将来何が起こるかなんて予想がつきませんから。

 

資金シミュレーションの結果

娯楽費を除けば、ダンナも早期退職が可能であることがわかりました。
と言っても、二人で軽いバイトをする前提ですが。
でも、こうやって数字で見ることで具体的なイメージができ、ダンナも安心していましたし、私も漠然とあった不安が解消されました。
二人で眺めながら、ああしよう、こうしようという将来の話もできました。
やってみて良かったです。

これからも今回のものを元に、その時の生活に合わせて更新しながら管理していきたいと思います。

 

(蛇足ですが)

今回の計算はグーグルのスプレッドシートを使用しました。
うちのPCはMacなのですが、マイクロソフトオフィスが入っておらず、以前は苦労しました。
グーグルのおかげで、オフィス系のソフトがクラウドで(無料で)使えてとても便利になりましたね。
グーグル様様です。