50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

不安の正体

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自分の見方が変わると、些細なことが不安になる。

 

ダンナの態度の変化が気になるようになった

友達夫婦の典型で、以前の記事にも書きましたが、私としては1番の親友だと思っているダンナ。

slow-happy-life50.hatenablog.jp

最近、なんだか元気がないとか、私の話に対しての反応が悪いとか、態度の変化が気になるようになりました。

働いていた間は共通の話題も多く(実は同じ会社だった)、意識して話そうと思っていたわけではありませんが、会社の話もよくしていました(主に愚痴、笑)
ですが、ダンナはもともと自分のことを進んで話すタイプではなく、今は会社の話はほとんど出ません。
たまに聞いてみるのですが、話しても仕方ないと思っているのか、ほとんど会話にならない。
考えてみたら、会社話を振っていたのは、私からが多かったかも。
最近私から出せる話題と言えばちっちゃい話が多くて、「へー」とか「そうなんだ」とかで話が終わってしまう、、、(苦笑)
もしかして私と話していてもつまらないのかな?とか、結婚20年を過ぎて初めての夫婦の危機なのでは?と不安になって、そう考え始めるとますますダンナの態度が気になる。

なぜダンナの態度が気になるのか

先日、毎月定例のスポーツマッサージに行った時、先生に、気になるところがあるか聞かれて、最近気になっていた坐骨右側の痛みについて話をしました。
先生からの返事は、
「人間はあちこちの痛みを一度に認識することはできない。首と肩が良くなったから他の部分が気になってくるんだよ。」
というものでした。
確かに、以前、首と肩がとても辛い時に他のところが痛いと思ったことはなかったのですが、マッサージに行くと下半身もかなり悪いと良く言われていました。
坐骨の痛みも以前からあったものなのに、自分が気づいていなかっただけなのかもしれません。

これを聞いて、もしかしてダンナの態度の変化が気になるようになったのは、自分の注意が他に向かなくなったからなのかなあと、ふと思い、考えました。
仕事をしている間は、仕事の進捗とか、人間関係とか、他に心配しなければならないことが山のようにあって、家でダンナといる時に彼の態度がどうとか、会話が続かないとか気にもなりませんでした。
どちらかと言うと、心配ごとを聞いてもらったり、愚痴ったり、どうでも良いことを話して笑って気分転換させてもらったり、そういったことが重要でした。
それが最近、これまで大部分を占めていた仕事関係の心配事がなくなり、私の興味と注意の大部分がダンナに向かった、そうしたらいろいろ細かなことに気づくようになった、でも実はその態度や対応は前からそうだったのではないか、、、
以前は見方が違ったので本当のところは良くわかりませんが。

 

不安は妄想である

どんな環境にあっても心配ごとはつきません。
人間って自分の世界の中で心配ごとを見つけ出す習性があるのかも。
今回の件で、しみじみ、自分の世界が狭まったなあと痛感しましたが、それに気付けて良かったと思っています。
ダンナの件は自分の妄想だと思って、できるだけ気にしないことにしました。
あとは、自分の興味と注意が向けられる何かを見つけて、少し世界を広げることが必要ですね。