飛蚊症のレーザー治療を受けました
飛蚊症のレーザー治療を受けてきました。
目の真ん中に薄いモヤが現れた
若い頃から飛蚊症でした。
（飛蚊症という名前は後から知りましたが、眼の中をホコリのようなものが飛んでいる感じは高校生ごろから自覚がありました。）
生まれつき強度の近視なので（現在、両目ともに0.03くらい）、眼は弱いのだと思います。
飛蚊症とは。
視界にごみや虫のようなものが飛んでいるように見える症状を飛蚊症（ひぶんしょう）と呼びます。
（日本眼科学会ホームページより引用）
今年の2月頃、突然右目の中央に雲のような薄いモヤが現れました。
飛蚊症は急な変化があった場合は注意した方が良いという記事を読んだことがあったので、3月に眼科を受診しました。
診察の結果、硝子体のちょうど視界の真ん中にあたる部分に濁りが出来ていることがわかりました。
特に重篤な病気によるものではなかったのですが、真ん中が霞むのでとても気になり、ちょっと見えづらい。
読書が好きなのに、文字が見えづらくなってしまい、とてもストレスでした。
治療方法として、レーザー治療を紹介されました。
外科的手術と比べてリスクが小さいのはメリットなのですが、、、現在、健康保険対象外なので全額自己負担で205,200円（税込）と高額！
3ヶ月悩みましたが、今後のことを考えると直しておいた方が快適に生活できると考え、レーザー治療を受けることに決めました。
飛蚊症レーザー治療について
当日は、以下の感じでした。
- 視力検査と眼圧検査（目に風を当てるやつです）
- 治療前の診察、目の中の濁りの状況を確認
- 瞳孔を開く目薬投薬（2回）
- レーザー治療（本番）
- 目薬投薬
- 治療後の目の中の濁りの状況確認
私が行っている眼科はかなり人気の病院でいつも混雑しており、全部終わるまで2時間かかりましたが、ほとんどが待ち時間で、レーザー治療の本番は10分程度でした。
この日レーザー治療を受ける患者は私を含めて3人、残り二人の方はかなり高齢の方で、私は3番目でした。
前のお二人が受けている間、横で待っていたのですが、カーテンはあるものの会話やレーザーの発射音は聞こえる状態でした。
どんな治療かが気になり、耳ダンボで聞いていたのですが、お二人とも20回程度のレーザー照射で終了、5分もかからずに終わったので、内心「なんだ、ちょろいな」と思っていました。
ところが、私の番になる前に先生が、
「次の方は時間がかかるから、◯◯を先に済ませてきたら」
と看護士の方に声をかけました。
「ん？次って私、、、時間がかかる？え？」
と思いながら、呼ばれて治療する場所に移動。
レーザー照射器はパッと見、眼圧検査器みたいな感じで、おでこと顎を所定の位置にのせる眼科でよく見るあの機器のような小さいもの。
もっと大きい機器を想像していたので、ちょっと拍子抜けでした。
唯一違うのは、頭をのせた後ベルトで固定され動けなくなることくらいでしょうか。
それから、先生に
「ちょっと時間がかかりますよ。10分くらいかな。」
とやっぱり宣言され、、、瞬きできないようにするためだと思いますが、右目に器具をはめられ照射がスタート。
どんな仕組みかはわかりませんが、先生が目の状況を確認しながらボタンを押してレーザーを照射しているみたいです。
前の方々と比べてどれだけ照射するのかが気になったのと、照射中やることもなくヒマなので、数を数えてしまいました（笑）
結局、時間はよくわかりませんでしたが、500回弱ボタンが押されました。
この間、瞬きできないよう固定された右目の外側がちょっと痛くなり、動かないよう固定された姿勢で身体がキツかったですが、レーザー自体はまったく痛くなかったです。
終わった後、先生も「さすがに疲れた、、、」と呟いておられましたが、無事終了しました。
治療直後の診察では、うまいこと濁りが粉砕されたと言われたのですが、瞳孔が開き気味で自分ではよくわかりませんでした。
治療後の状況（2日経過後）
目が使えないわけではありませんが、瞳孔が開いていて太陽の光が目にしみるので、治療後は家に直帰しました。
瞳孔の開きは5時間後くらいに元に戻り、目の真ん中のモヤが消えたことを自分でも確認できました。
現在、約2日が経過。
目の中で細かいホコリは舞っていますが、真ん中のモヤがなくなったことで格段に見やすくなりました。
レーザー治療は濁りを完全に取り除くのではなく、粉砕、分散させる治療なので、こんなものではないかと私自身は納得できました。
次回の検診は1ヶ月後。
それまでどうなるかしばらく様子見ですが、その時点で気になる濁りがあれば2回目のレーザー治療が行われるそうです。
結構高額でしたが、格段に見やすくなったので、今後のことを考えると受診して良かったと思っています。
