50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

生活費のダウンサイジング(1)食費の見直し

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我が家に生活費のダウンサイジングは必要ないと思っていました。

 

金銭感覚は徐々に狂う

夫婦二人とも普通のサラリーマン家庭で育ったので、とんでもなくお金を使うようなことはしていないと思っていました。
その証拠に、何だかんだと言いながら、毎月、確実に預金残高は増えていましたから。

辞めて2ヶ月後の6月初旬、4、5月に使った生活費を見て愕然としました。
ダンナ一人の給料で回せておらず、預金残高が減っている。。。

自分が会社を辞めた後の生活費をしっかり計算していたわけではありませんが、会社勤めをしていることでかかる費用(服、化粧品、交際費、食費、本など)が減るので、バランスはだいたい取れるだろうと目論んでいました。

このため、生活を整えるのに必要と思ったものは我慢せずに買っていましたし、自炊していれば勝手に食費も減ると思い、食材の価格や買い方はまったく気にしていませんでした。
料理があまり上手くないので残った材料を組み合わせて作るようなことができるわけもなく、かといって、食材を残したまま腐らせるのが嫌だったのでカット売り、バラ売りで少々割高でもいいと思っていました。

ネットでまとめ買いが楽だったので、トイレットペーパー、洗剤などの日用品は楽天市場で買い続けていました。

その結果が、、、一人分の給料では回らない。
この時初めて自分たちの金銭感覚が徐々に狂っていたことに気付きました。

 

欲しいものを我慢せずに買える生活

会社員時代はよく「◯◯さんのところは金持ちだから」と笑いながら言われていました。
夫婦二人で働き、子供がおらず、給料は全部自分たちのために使える状況でしたので。

でも自分たちはそんな感覚はまったく持っていなくて、
「うちはお金使わない方だよね」
と二人で言っておりました。でもこれは、
「(収入の割に)お金を使わない方だよね。」
だったんですね。

その証拠に欲しいと思ったものは我慢せずにすぐに買っていました。
欲しいものと言っても一流ブランドとか高級時計とかに興味があったわけではないので、話題の電化製品とか、ゲーム機とか、新発売のiPhoneとかのレベルですが。

外食も多く、どうせ行くならと割と価格が高めのお店を選ぶことが多かったです。
そうすれば子供連れの家族が少ないので、静かに食事が楽しめるので。

そういった感覚のまま2ヶ月を過ごし、改めて生活費を見て、このままではいけないことにやっと気付きました。

 

6月に見直したことと結果

我が家はまだダンナが働いてくれているので、徐々に見直しをしようと考え、一番緩く簡単に絞りやすそうな食費に取り組みました。
たぶん普通のご家庭では難しい費用なのかもしれませんが、我が家はズブズブの緩い使い方で、エンゲル係数は異様に高かったです。
(ちょっとビックリされるかもしれませんが、、、)

  • 夫婦二人で働き外食ばかりしていた昨年の食費(平均) = 160,000円/月
  • 4〜5月の自炊と外食2〜3回 = 100,000円/月

二人家族で月の食費が100,000円、何を食べているのかとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなに贅沢品ばかりを食べている感覚はありませんでした。
我が家は夕飯時に二人で必ずお酒(ビール、ワイン、焼酎など)を飲むのでその分も大きいかもしれませんが、私が考えた費用が多い要因は以下3つでした。

  • バラ売り、カット売り、少量パックなど少しづつ割高のものを買っている
  • メニューを1日単位で考えていたので食材の使い回しが上手くいかない
  • メニュー数を多くしようと無理をしている

この3つを見直すべく、メニューは2〜3日単位で考え、数を少し減らし、バラ、カット、少量で買うことをやめました。
外食を一度もしなかったことも大きいですが、これだけで6月の食費(酒代含む)が53,000円になりました。
これでも普通の二人家庭から考えれば多い方ですが、1ヶ月でここまでできたことにちょっと感動。
そんなに我慢した感覚もないのでこれなら続けられそうですが、ネットを見たら節約上級者の二人家族の食費目標額(酒、外食は除く)は20,000円/月だそうです。。。

そこまでいけるかはわかりませんが、まだまだ見直す余地はありそうなので、今月もできることを工夫してみたいと思います。