50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

退社を決めた理由

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2017年春に「あと1年で辞めるつもりでやってみよう」と突然踏ん切りがつきました。

2014年〜2016年までの経緯

これまでブログに書いてきましたが、退社を決めた理由は一つではなく、数年間で入ってきた情報、やってみたことなどがパズルのピースがはまるようにうまく組み合わさって出た結論のように思います。

  1. とてもお金を使っていた服、美容などの買い物が「肌断食」「湯シャン」「お片づけ(断捨離)」のおかげで興味が薄れた→必要なお金が減った。
  2. ウルグアイ、元大統領のムヒカ氏の言葉に共感。モノの所有欲が減り自分にとって幸せとは何かについて考え始めた。
  3. 会社に対する気持ちが若い頃とは違ってきた。だんだん今の組織体制の中にいる責任の重さに耐えられなくなってきた。

その後「退社」という言葉が事あるごとに頭に浮かぶようになりました。

何となく情報が欲しくて「50歳 退社」と検索してみるといろいろな記事がヒットしました。
40代、50代で自分の意思でリタイアして生活されている方が実際にいた!
たくさんのブログ、記事、情報が出ていました。
「アーリーリタイア」という言葉があることもその時初めて知りました。
それとともに、若い頃から漠然と働き続けていたとしても45歳から50歳には辞めたいなあと思っていたことを思い出しました。
そして2017年は50歳になる年でした。

2017年春「あと1年だと思って仕事に取り組んでみよう」と思った

私がいた会社は一般的な4月〜3月の年度で運営されていました。
2017年度のスタート4月に、今年度1年間ですべてに結果を出すつもりでやろうと決めました。
まだ100%絶対やめようと決心していたわけではありませんでしたが、辞めるのなら準備をした方が良い、それには1年くらいはかけてやるべきだと思ったからです。

取り組みの考え方を変えてみたら、何となく仕事に対しての感じ方が変わりました。
多少嫌なこと、トラブルがあっても「今回限りの良い経験、あとで良い思い出になるかも」と感じてあまり苦にならなくなりました。
結果を出したかったので、スケジュール管理、結果管理にもかなりこだわりましたし、私なりに良い進め方ができ、1年前から準備して良かったと思います。

「もう辞めよう」最終決断のきっかけとなった出来事

4月からあと1年のつもりで取り組み始め95%くらいまでは辞める決心をしたものの、最終結論は迷いに迷っていました。
そんな中で夏頃、信頼していた方に裏切られるような出来事が起こりました。
信頼関係ってとても大事です。(特に私にとっては)
100%相手が悪いと言うつもりはありませんが、信頼関係が築けていると思った相手ですから、話せばわかりあえるところはあると思っていたんです。

でもそれは私の思い込みで、そのあと数ヶ月間、対応の態度も変わってしまい、事あるごとにチクチクと言われ続ける状態になりました。
私が感じていた信頼関係は何だったのか、、、少し人間不信になりました。

そして、迷っていた残り5%が0%になりました。
こんな人間関係のなかで仕事を続けていくことが嫌になり、私の幸せはここにはないと思いました。

辞めて後悔しているか→No

最終的に決断するきっかけとなった出来事はあったわけですが、その前からずっと会社を辞めることを考え続けてきて、1年前から準備も始めていました。
3月辞める時にはこじれた関係も修復できていましたし(表向きは)、仕事も結果を残せたもの、残念ながらそこまでいかなくても道筋はきちんとつけられたと思っていますし、思い残すことはほとんどなかったです。

そろそろ退社して3ヶ月になりますが、辞めなければ良かったと思ったことはまったくありません。(多少強がりも込めて(笑))
会社に使っていた時間を別のことに振り向けることができ、いつかやってみたいと思っていたこと、これから楽しんでできる何かを求めて、自分探しの旅を続けていきます。