50歳・早期退職・のんびり楽しい暮らし

50歳で28年勤めた会社を辞めました。会社を辞めるまでのこと、辞めたあとの日々を語ります。

会社を辞めたあと両親との距離感が変わりました

f:id:aoitori50:20180613211658j:plain

6月17日(日)は父の日ですね。

実の両親のこと

私の両親は父81歳、母72歳、幸いなことに二人で元気に暮らしています。
私の父は完全に亭主関白、家庭の中は父親は絶対という感じで、小さい頃父と遊んだり可愛がられた記憶はあまりなく、少し遠い存在でした。
母とは性格が全然違い話が合わないことも多く、仲が悪かったわけではありませんが、ほどほどの距離感を保ってきました。
大学で一人暮らしを始めて家を出てからずっと別々に生活してきて、これまでは1時間半くらいで行ける距離にも関わらず年に2〜3回、日帰りで顔を見に行く程度でした。
ですが、会社を辞めたのを機に距離感を少し変えました。

私は子供がいないので実感として親の気持ちはわからないですが、自分が歳をとってきて親の有り難みは少しづつ感じるようになりました。(若い頃は少し面倒だなと思っていました、親不孝すみません)
親の愛情って本当に無償の愛情ですね。
うちの両親は昔の人たちなので言葉や態度には出しませんが、おそらくどんなことがあっても自分の味方をしてくれるはずです。
そういう風に感じられる育てられ方をしたこと、そういう親の元に生まれてこられたことに感謝しなければと思っています。

40歳過ぎた頃からそんな気持ちになっていたのに、休日は家でのんびりしたくてついつい後回しになっていましたが、これではいかんと4月から毎月最低1回は顔を見に行くようになりました。
今週は父の日の週ということで、今日は実家を訪ね、昼間から軽くお酒を飲みながら楽しく話をして帰ってきました。
会社を辞めなかったらやろうとしなかったことなので、良い時間の使い方かなと思っています。
縁起でもないですが、、、あとどれだけ時間が残されているかわからないので、できる限り会いに行って感謝を伝えるとともに、(ぼけとか)変化には早めに気付いてケアができたら良いなあと思っています。

 

義理の両親のこと

義理の両親は義父88歳、義母84歳、こちらも元気で二人で暮らしています。
義理の両親との関係は結構微妙で難しいですね。
初めて会った日に絶対に嫌われたくないととても緊張したことは忘れられないですし、結婚して21年経過した今でもかなり微妙な距離感があります。
恵まれたことに良い義父、義母なんですが、、、この嫌われたらどうしようという気持ちがどうにも抜けず、今だに会話でかなり気を使います。

実の両親ですと「明日いる?行くね」と軽く言えるのに、その連絡をすることにも腰が引けてしまい、いつか行こうと思い始めて早2ヶ月半、今だに訪ねられずにいます。

ダンナは私以上に距離感を持って両親と付き合っているので放っておいていいよ、大丈夫だよと言われているのですが、自分してはこの距離感を何とかしたい。
こちらも縁起でもない話ですが、残された時間は短いと思われるので、早く行動を起こさねば、、、ということで、明日か明後日、電話をして訪ねてみようと思っています。

結婚20年以上、50歳を過ぎている嫁が今さら幼稚な悩み事ですが、、、
私なりに義父、義母との距離感も何とか近づけていきたいと思います。

 

最後にこれから起こるかもしれない将来に備えてしばらく前に読んだ本です。
理屈では理解できる部分、その時自分がどう思うのかという感情面、そして最終決断ができるのかどうか、非常に考えさせられました。

欧米に寝たきり老人はいない - 自分で決める人生最後の医療

欧米に寝たきり老人はいない - 自分で決める人生最後の医療